軟便の猫様をお持ちのご両親へ
※この記事は血液検査異常なし、寄生虫検査異常なし、ウイルス性の病気ではなく、IBD(Inflammatory
Bowel Disease)リンパ球性プラズマ細胞性腸炎ではないと診断された猫様で、なおかつ食欲旺盛、体重減少がなく、元気である。それなのになぜか軟便である猫様向けに書いた記事です。 もん君・・・時々『軟便王子』であった(-_-;)特に夏。 それは突如として「ブビブビ」と下痢に始まり、病院で下痢止と乳酸菌を混ぜたお薬をもらって下痢が治った後でも「最初は普通なんだけど・・・最後が・・」そう。最後が形にならないほど柔らかい軟便。もしくは全体的に「やわらかさん」であったりする。 そして最後のウ○チに真っ赤な血が「ぽちょん」とついていたりする・・ お医者さんからもらった漢方のお薬でもなかなか治りにくく、母はとうとうお医者さんに聞いた「この薬って・・・治るんですかね?」 なんと失礼な(滝汗) なので調べてみた。 〜〜〜大きな原因〜〜〜 ・ご飯を急に変更した? 一週間以上かけてだんだんと変更する。 ・ストレスはない? ストレスを減らす。 ・腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えてない? 乳酸菌をあげる。 ・水の飲みすぎ? ・脂肪分が多いご飯を食べてない? キャットフードの裏に成分表が書いてあるのでチェック。 ・人間用牛乳のんだ? ・食べ過ぎてない? ・急に暑くなったり寒くなったりしてない? にゃんこは気候に敏感なのだそうでし。(お医者さんと友達から聞いた) ・消化不良 消化を助けるサプリやお薬、消化酸素などをあげる。 ・酸化防止剤アレルギー 普通に売ってるドライフードに入ってる。 ・繊維質が足りないんじゃにゃい? 毛玉用フードに切り替える。 それ以外の原因として、食物アレルギーや見つかりにくい虫、胃腸の病気などなど・・と言われても〜 上の原因・・の中でもんが当てはまるのは気候の変化。繊維質不足。 食べていたのはストルバイトオシッコ用のPHコントロール。 お薬でも(漢方)すっきりしないので、先生が「おから食べさせてみたらどうですかね?食物繊維はどうかなぁ・・」と・・ おからかぁ・・・中猫の時、食べすぎて太らないように(ローカロリーの為)食べさせてたけど、軟便にはどうなのかな? とまた調べる・・・ ★食物繊維 猫の体内の消化酵素では分解されず、大腸で整腸する。 毛球対策のフードには多くの食物繊維が含まれているけど(7%以上くらい。普通のドライフードは2%〜)療法食には、下痢の時用、また肥満対策用として繊維質が20%を超えるフードもある・・ お腹が弱いと言われる子は食事を変えるといいとお医者さんが言ってましたねぇ。お腹にいいと書かれているプレミアムフードまたは処方食ですね。 ★食物繊維と猫 猫は肉食動物である。 肉食動物は腸が短くて(草食動物は腸が長い)植物に含まれる食物繊維は消化に時間がかかり、よって腸の中をゆっくり通るので、その間に水分を吸収して、出る時には固まっている。という事らしい。 (ちなみに芋、人参、穀類は生だと消化できないんだって) つまり食物繊維が少ないと「うんちが固まらない(水分を吸収しにくい体質)」と。 先生によると「気候の変化や、なんらかの原因で調子を崩した結果、下痢になりその後水分を吸収できないままに至っているみたいですね・・・そしてご飯をあげるといつでも食べる子に多く見られるみたいで、胃は普通かもしくは丈夫な方なんだけど、腸はあまり丈夫ではない・・みたいですね〜」と(^_^;) なのでまずはご飯を変更するのが早いのだけど、もんはPHコントロールのご飯から変更しないほうがいいと言われてるので、おからを食べさせることにした。缶詰におからを混ぜてもいいんだけど、なかなか缶詰を全部食べることがなくなってきたので、考えた。 おから+チキンすりつぶし少しを混ぜてハンバーグみたいに焼いたら食べるんじゃなかろうかと。 ・お肉は 手羽元、胸肉、ささみ、牛赤身から1つ選んで〜(もちろん鳥肉) ・野菜は 大根・人参・蓮根・小松菜・しいたけ・ブロッコリー・キャベツ・きゅうりの中から1つ選んで〜 卵はいらないかな? (かかりつけの病院のサイトに手作り食が書いてあったので、その素材) 野菜?ふぅぅぅ〜ん・・・食べさせたことないな。えと・・大根は辛そうだし、しいたけは乾燥しかないし、キャベツにブロッコリー??人参が手っ取り早いや。ということで おから+チキンすりつぶし+ニンジンすりおろしを混ぜて焼いてみた。 ははははは〜〜〜と〜ってもお気に召したようで。 そして2日後・・みごとに軟便は解消したのである。 よかったよかった。 1ヶ月くらい食べさせたので、だんだんとやめることにする。 フライパンで両面焼く(弱火) カチカチクッキーではないです オーブンで焼くともっとやわらか〜そして上品。 おからの残りは炒って冷凍保存 おから Wikipediaより 一般分析値を見れば、乾物中1キロあたりの粗蛋白質は約26%、粗脂肪は約13%、可溶無窒素物が約33%、粗繊維が約15%と非常に栄養価が高い。通常は水分を約75%から80%含む状態で流通している。含まれている粗脂肪(油分)の約50%は不飽和脂肪酸のリノール酸である。また、おからには脳の記憶力を高めるホスファチジルコリン(レシチンとも)が豊富に含まれている。記憶に関連した脳内物質としてアセチルコリンがある。アセチルコリンを作るにはコリンという物質が欠かせない。その前駆物質がホスファチジルコリンであり、ネズミにコリンを与えたところ、記憶力が良くなったという報告もある。 記憶力が良くなったって!? ぉお!!(゚ロ゚屮)屮 ※この記事は、素人が調べたものであって、絶対とは限りません。 間違っている事もあるかもしれません。ご了承下さい。 食物繊維が多く入っているフード、またはおからは、胃腸に負担になって逆効果になる猫もいるそうです。必ず動物病院の先生に聞いてみて下さい。 |